開催風景:
Webアクセスログ解析研究会でのディスカッション風景
2009年6月24日(水)に第8回Webアクセスログ解析研究会を開催させていただきました。
今回のご参加者はWebプロデューサー、Webコンサルタント、企業経営者の方々でした。
普段から「Webの数字(アクセス数、コンバージョンなど)」を重視されている皆さんならではの改善策があげられました。
<第8回研究会:課題>直帰率を下げ、フォームでの離脱を防いでコンバージョンを向上
第8回の題材サイトは関西東海エリアで、害獣(ハクビシンやネズミなど)を駆除するサービスを展開されている「
生活レスキュー」(生活メンテナンス株式会社様)サイトを取り挙げさせていただきました。
害獣の被害に困っている方からの問い合わせを多くいただくために必要な改善案を皆さんから多くいただきました。
★今回のミッションミッション1:ランディングページの直帰率低下
ミッション2:サイト内導線を適切にし、回遊させた上でフォームページに到達させる
ミッション3:フォームページでの離脱率低下
参加者から挙がったWebサイト改善プラン
☆皆さんからご報告いただいた現状と改善案(※一部)[改善プラン1] 安心感について記載されているページの離脱率が低い
対応策:TOPページで安心感を訴求することでTOPページ直帰率をさげられると思われる。[改善プラン2] 料金ページでは離脱するかとフォームへ遷移するかがはっきり分かれる
対応策:料金の記載方法を変えることでフォームへの遷移が増加すると思われる。[改善プラン3] フォームページでの離脱数、他ページへの遷移が多い
対応策:他ページへの遷移をすべて外して入力することに集中させれば離脱は防げると思われる。[改善プラン4] 閲覧の時間帯を見ると主婦層の活動時間に集中している
対応策:メールマガジンなどを発行する場合は活動時間帯前に配信すると効果的かと思われる。具体的な数字、内容はレポートでは非公開とさせていただきましたが、
研究会ではリアルなアクセス解析数値を用いて改善策をディスカッションしています。
今回の研究会で挙げられた改善策は後日実際にサイトに反映し、その効果を次回以降の研究会で発表させていただきます。
<成果報告>第7回題材サイトのアクセス数が2倍以上に
第7回で取り上げた「木曽の湧水 KISO」が研究会で挙がった改善策を試した報告も行いました。
アクセス人数/ページビューが2倍以上、検索エンジン経由でのアクセスもほぼ2倍となっていました。
特に検索エンジンで検索されたキーワードが従来はブランド名の認知しているユーザーからのアクセスであったのが最近では「ミネラルウォーター サーバ」ニーズ系などの新規顧客が用いそうなキーワードに変わっていました。
今後さらにコンバージョンが増加することを祈りつつ、引き続きの改善策の対応を行っていく予定です。